第一製造部(成型部門)
●オートストッカー(自動取揃え機)
特に外観が必要とされる製品に対し、全自動化を図るために導入しています。外観製品を適正数量、自動的に一定間隔に保って箱並べしていく装置です。人員削減とともに、積極キズなどの防止にもなりコスト削減につながります。製品に合わせて取り出しセット治具を当社加工部にて制作し、各製品形状に対応させています。
●金型内エアー吸出機
真空ポンプによる金型内のエアー排出装置です。これによりウエルド(樹脂流動の最終部に出るライン)及びフローマーク(樹脂の不均等によってできる外観模様)の発生軽減が見込まれ、圧縮エアーによるショート品、ガスヤケ発生の軽減、また表面シボ等の転写状態も良好となります。
●射出成型機
様々な熱可塑性樹脂のペレット材を金型内に射出し製品化する機械です。50TON~220TONまで計9台が設備稼働し、油圧式(圧力が加えやすく肉厚製品に向く)とサーボ<電動機>(環境にもよく、設定値通り反応する電子制御機)とがあります。また金型温度調整はすべて温調器にて行い、安定した品質を保持できるように努めています。